スペース・エレシュキガル 単語


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スペースエレシュキガル

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スペース・エレシュキガルとは、スマホゲームFate/Grand Order』に登場するサーヴァントの1騎である。

CV植田佳奈  イラス:森井しづ

概要

2024年8月4日実装された9周年記念サーヴァントレアリティ5、クラスビーストである。ドラコーに続いて2騎プレイアブルビーストとなった。

インタビューでは奈須氏が「汎人類史のビーストはもう出ません」と語っていたが、スペース・エレシュキガルはユニヴァース世界ビーストなのでセーフらしく、多くのファンが予想に反して実装された新たなビースト驚愕したとか。スペース・イシュタルから遅れること4年半以上、ついにスペース・エレシュキガルも実装されたのだった。同時にエレシュキガル水着霊基も兼ねている。

周年記念サーヴァントだけあって、他にはい、数々の特殊な機が搭載されており、運用方法は通常のサーヴァントと大きく異なる。また攻撃時のエフェクトも非常に手、かつ再臨ごとに専用の攻撃モーションが用意されているなもので、周年記念に相応しいゴージャスサーヴァントと言えよう。冥界の神エレシュキガルユニヴァース世界のアンキ・エレシュキガル合体しているためサーヴァントユニヴァースにも片足を突っ込んでいる。合体するに至った経緯は奏章「アーキタプインセプション」で語られる。

宝具宇宙飛行するからか、テノチティトランバニーの「荒ぶるメストリアパン復刻版」を効化に出来る。2部7章のトラロック戦においても、浮遊判定を持つ第二再臨と第三再臨は「荒ぶるメストリアパン」を効化可だが、第一再臨のみスタンを喰らってしまう。水着霊基と言えど濁流には勝てないという事か。

『カルデア・サテライトステーション 2024-2025』にて、スペース・エレシュキガルは最もレベル100にされたサーヴァント2024年度版)において、1位を獲得していた事が判明。揺るぎない人気左と言えるだろう。


第一再臨では水着霊基となったエレシュキガルが登場。「これは一生に一度のワガママ、そしてなのだわ」と自分を勇気づけ、思い切っての祭典に参加した。冥界女神としてクールに振る舞おうとするが、暗闇が支配するウルク冥界では考えられないの陽気と水着、そしてマスターと一緒にドバイ観光出来る事に喜びを隠し切れない様子。水着になってもな性格と面倒見の良さは健在で、初めてのサマーリゾートを成功させるため皆に笑顔奮を振りまこうとする。

「アーキタプインセプション」の前日譚にあたるイベントBBプレゼンツ セレブサマーエクスペリエンス! ~逆襲のドバイ~」にて登場。BBの計らいで西暦2030年ドバイ旅行へ行く事になり、マスターの同行サーヴァントに選ばれたエレシュキガル水着を着て参戦。他の護衛役サーヴァントとともにドバイへとレイシフトする。

かしこレイシフトでエレシュキガルはとんでもない災難に巻き込まれる事に…。

旅行を始めた頃から彼女の頭痛を訴え始め、3日ホテルを覚ますと――エレシュキガルの頭にビースト徴であるが生え、神格が大幅にダウンして代わりに魔素が増えてしまった。突然の出来事に混乱するエレシュキガルとりあえずマスターにだけはビースト化の事実を打ち明けたが、他の皆に迷惑をかけて夏休みを台しにしたくない気持ちから口止めをお願いする。ところがカルデアのトリスメギストスはレイシフト先にクラスビーストが出現していると判断、ドバイでもビーストの出現警報が発されるなど、エレシュキガルの肝を冷やす事態が次々に発生、いつしか内緒にしていたマシュたちにもバレて逆に気を使わせてしまった。

様々なと疑問を残しながら迎えた最終日、ブルジュ・ハリファで遂にエレシュキガルが倒れてしまい…。ちなみにエレシュキガルく「(ドバイは)私にとってどこか落ち着かない、この『死の臭いを感じない』の気配」との事。

アンキ・エレシュキガル

死から解放された全てのヒトよ。
冥界の化身、アンキ・エレシュキガルを畏れよ。

第二再臨では銀河サーヴァントユニバースの人類悪アンキ・エレシュキガルが登場。アンキとはと地を意味する。エレシュキガルと違い青色に変化している。ビースト化した事に戸惑いを覚えつつも、な性格ゆえに「人間にとっての絶対の悪」を演じようと、甘さを捨て悪の女神としてクールに振る舞う決意をし、エレシュキガル特有の「~なのだわ」口調も消滅して嬌のある部分は鳴りを潜めた。

得物は断裂というよりの形状をしているが、惑星間さえも容易に切り裂く恐るべき切れ味を誇る。更に先からの奔流を放つ事も可

マイルームボイスから察するに、人の姿は仮初らしく、宇宙で最も恐ろしいと言われる本体は死後でなければ見られないらしい。Lv5まで上げるとそのの姿を見せたがってくる。一方、「人間の形で活動するのは楽しい」とも語っている。


ブルシュ・ハリファでBBドバイから「人類滅亡ラスボス決定戦」の開催を宣言され、一斉に機械兵や上級市民の襲撃を受けた主人公マシュバーソロミューは訳も分からぬまま逃走を強いられる。そこへ幾重もの追尾ミサイルが降り注ぐ。それを重力場を形成して防いでくれたのがアンキ・エレシュキガルであった。主人公が背負っていたエレシュキガルがいつの間にか変身したようだ。彼女くエレシュキガルは退去しておらず霊基の中で眠ってもいないとの事。主人公ってくれたおかげで倒されずに済んだため、ビーストなりのやり方で恩返しをすると語ったアンキ・エレシュキガルであったが…。

私は不老不死を認めない。いつまでも残り続ける生命を許さない。

この世界の人類は間違えた。だから滅亡したのも同然。なのに――。

まだこんな都市で、生き汚く残っている。あんな『』に守られてね。

ええ、いいわ。その欲深さが人間だもの。

生きているうちに沢山の事をすればいい。幾つもの人類悪を生めばいい。

でも最後の最後、おいしいところを独り占めするのはこの私。

ここまで溜めに溜めた死への逃避を、まるごと私が食べてあげる。

それが私の的よ。人間を殺したいワケじゃない。ただ死んでほしい。

ムーン・ドバイでは、AIになる事で人類が疑似的な不老不死となっていたため、アンキ・エレシュキガルは人類を滅亡に導こうと、8人ムーンキャンサーとして名乗りを挙げ――主人公たちに反旗を翻してしまう。そして「殲滅を開始する時は手な合図をする」「ムーン・ドバイを守りたければ二撃までに倒せ」とささやかアドバイスを与えて彼女は姿を消した。

その後、エリアIのムーンキャンサーことエジソン・オルタは、キングプロテアの撃破とエリアH攻略の切り札にしようとビースト彼女を匿った。しかし、彼女エジソン・オルタを利用するだけ利用し、ムーン・ドバイの電力需要のうち3割をまかなう地下融合炉の助力を確保するとあっさり裏切る。しかも外部から電を切断されないようケーブルを量子化して干渉不可にする念の入れよう。間入れずに凄まじい重力圏を形成してアルバトロン社を壊滅へと追いやった。

マリオホテル上部付近に出現したアンキ・エレシュキガルは、人類を不老不死たらしめるボッシを全て破壊すべく1000mもの大きさを誇る(スターソード)エピタフを発射。エピタフの投擲に、いちく気付いたキングプロテアオルタが咄嗟にったものの、地球の地表並みに頑丈で破壊不能と言われた8棟をバターのように切り裂いた上、たった一撃でキングプロテアオルタ戦闘不能にしてしまった。これがアンキ・エレシュキガルの言う手な合図だった。続いて彼女は全市民に向けて一掃を宣言、市民中に動揺が走る。ムーン・ドバイを更地に変えてしまうには十分すぎる実力を持つアンキ・エレシュキガルを見て、BBドバイは困惑するどころか、新たなムーンキャンサーの誕生だと歓喜した。

主人公一行は、辛くも重力圏から生き残ったエジソン・オルタを新たな仲間に迎え、上に鎮座する暴威を撃破するため緊急会議を実施。数々のサーヴァントを承知で主人公をアンキ・エレシュキガルのもとへ届け、遂に直接対決へと持ち込む。彼女は、前編・中編・後編の3回に分けて配信された「アーキタプインセプション」における、中編のラスボス的存在であった。


アンキ・エレシュキガルは、サーヴァントユニヴァースにおいて原始女神と呼ばれるブラックホールの擬神化であり、死者の永久に保存する冥界の管理者、そして暗宇宙域の支配者だった。ところが銀河の人類は全員サーヴァント化していて「死」の概念が消滅、冥界が全く来なくなってしまった。この事に激怒したアンキ・エレシュキガルは人類を滅亡させてを管理下に置くべく攻撃を開始。彼女の手で消滅したサーヴァント銀河内でのリポップを封じられ、冥界に閉じ込められる、すなわちしたはずの死が与えられてしまう。この凄まじい脅威に当時の人類は応戦し、勝負は痛み分けに終わった。

しかし、未だに人類は彼女冥界領域を消去出来ず、アンキ・エレシュキガルが振るう、生者に対する情け容赦ない破壊によって、彼女が届く範囲内に宇宙へと進出出来る惑星国家は存在しなくなった。「私のを受け止めたのはアナタ(キングプロテアオルタ)が初めてよ」という台詞から、銀河にはエピタフを食い止められる存在はいなかった模様。まさに破壊の権化。本人く、宇宙の死を徴する暗ドレスは人類悪である事の明らしい。

ムーン・ドバイにこしらえられた観覧車は、かつて人類が宇宙へ旅立つために造った間跳躍機構、すなわちワームホールで、このワームホールを通ってアンキ・エレシュキガルムーン・ドバイに現れ、そして住む世界は違えど性質が似通っていた冥界女神エレシュキガルと引き合って一体化したのだった。霊基が変形した事で彼女ムーン・ドバイでしか顕現出来ない存在となった。

間支配力により彼女の周囲の間は極度にんでいる。このため近づくと間密度による時間の遅延が発生し、13時間相当になる。つまり外敵にとって時間的猶予は僅か1だが、アンキ・エレシュキガルには3時間の猶予がある、という究極の理不尽が生まれる。また曲は通信障害をも引き起こし、劇中では出現したエリアIを中心に、エリアE、F、H間での通信が困難になっていた。

更にアンキ・エレシュキガルの霊基質量で間の陥が発生。これは間版蟻地獄で、どんなに速く動ける存在でも、間ごと、必ず引きずり込まれる。したがって時間が遅くなる以上に高速で動いても間の陥に捕まってしまう訳である。また地球大統領U-オルガマリーがやっていた重力ブラックホールの形成も出来、しかも規模や威力に関してはアンキ・エレシュキガルの方が上らしい。あまりにも強大過ぎるためムーン・ドバイには彼女を討伐出来るだけのリソースかった。ただし、これらのチート力は地下融合炉からの電力供給に頼るところが多く、電力供給が断たれると間支配力自体は消滅しないが、大幅にパワーダウンする。

そんな彼女が振るうのが巨大質量兵器スターソードエピタフ。全長1000mに及ぶこの巨は、あらゆるものを一撃で薙ぎ倒し、更地に変えてしまう荒れ狂う女神に相応しき破壊力を有する。小化すれば即席のとして使う事も可

スペース・エレシュキガル

ゲートが開いたのなら出てこない理由はありません。
ごきげんよう、人類の皆様。

冥界女神エレシュキガルと原始女神アンキ・エレシュキガル合体した第三臨の姿。原始宇宙復讐女神アシタレトと同格の権を持つ。汎人類史のエレシュキガル銀河のアンキ・エレシュキガルが一体化した事で、互いの欠点を自覚し、弱さを認めするようになり、地底であっても純お嬢様となった。更に一体化で並行世界宇宙にも適応したという。

口調はエレシュキガルのものと同一ながら前向きで優なものに変化し、いつもの後ろ向きなマイナス思考は消滅。気軽に、麗に、そして自由に振る舞う。ビーストを正しいものとは思わないが同時に悪とも考えないようで、実際属性が善に変わっている。

ちなみに、スペース・エレシュキガルは変身扱いらしく、時間切れになると、エレシュキガルの姿に戻ってしまうらしい。霊基はユニヴァース・カルデアともに自由に切り替えられ、一時はムーン・ドバイでしか顕現出来ない存在と化してカルデアへの帰還が危ぶまれていたものの、この機のおかげで事帰還を果たす事が出来た。

ビーストではあるものの、の権はE-と最低ランク。というのも本来の権対人類に特化したスキルなのだが、彼女の場合だと活動限界で死を迎える地球人類には効果が薄いようで、対人スキルにしては貧弱過ぎる点が最低ランクになった大きな要因。その一方、霊基で活動するユニヴァース世界の人類には効果抜群とされ、A+にまで引き上げられる。

劇中の台詞によると飛行力を持っており、実際バトルでも宙に浮いている。


テスラエジソン、エジソンオルタによる決死の電力供給と、キングプロテアオルタの体をった防御により観覧車を模した間跳躍機構は再稼働し、そこから現れたのがスペース・エレシュキガルであった。先のアンキ・エレシュキガル戦で主人公彼女との契約を断ち切っておらず、これが要因となってスペース・エレシュキガルが味方として参戦。脅威の人類悪が味方になる非常にしい展開となった。

エピタフを使って、BBドバイの隠し玉、別次元に隠されたラグランジュラグジュアリーを破壊。この一撃で次元ゲートエネルギーの大半を消費するもBBドバイは切り札を失う。これがきっかけで主人公一行はBBドバイに逆転勝利するのだった。しかしその直後に本当の脅威、濾過人理補正現象ムーン・キャンサーが襲来。主人公たちが徐々に知を失っていく。人外の存在たるスペース・エレシュキガルやBBコスモはそのを受けなかったため、意識が薄れゆく主人公をかけて叱するも効果を得られず、次にムーン・キャンサーの輪に向けて攻撃を仕掛けたが、現象そのものであるムーン・キャンサーには攻撃が当たらない。決起したムーン・ドバイ市民のおかげで知低下は解除されたものの相変わらずムーン・キャンサーには打つ手しであり、「ああ、なにが無敵ビーストよ!何にも出来る事がないなんて……!」と悔しがるスペース・エレシュキガル。

窮地に立たされる中、BBコスモが自身の消滅と引き換えにBBドバイへ霊基を譲り、一体化した事でBBゴールデンが誕生。ムーン・キャンサーを可視化・実体化させて実際に殴れるようにしてくれた。最終決戦ではスペース・エレシュキガルも参加し、総力を結集して見事ムーン・キャンサーを討ち取る。戦闘後、時間切れで元の水着エレシュキガルに戻ってしまった。

マイルームボイスによると、「アーキタプインセプション」後にアンキ・エレシュキガルは元いたユニヴァース世界へ戻った模様。しかし、彼女が残したビーストの因子と融合したため、いつでもスペース・エレシュキガルに変身出来るようだ。

ステータス

ゲーム内性能

ビーストという事でクラス相性は非常に特殊なものになっている。ムーンキャンサー、ルーラー、アルターエゴ、プリテンダー、フォーリナーには相性有利アヴェンジャー相手だと相性不利、それ以外のクラスには等倍となるため、弱点だらけのはずのバーサーカーに有利が取れない。なお公式説明文に記載はいが有志の検証によるとクラスビーストも等倍となる。

スペース・エレシュキガルには史上初のマスター好感度システムが搭載されている。これはバトル中の行動(Lv5にする、スターティングメンバーに編成する、自身のスキルを使用する、オダチェンを除くマスタースキルの対にするなど)で好感度が上昇し、宝具効果や宝具威力に恩恵をもたらすというもの。具体的には「レベルに応じて宝具火力増加」「好感度Lv4以上で即死成功率アップ」「好感度Lv7以上で無敵貫通+防御無視」「好感度Lv10スター50獲得」。バトルごとに好感度は初期値にリセットされるが一度上がれば下がる事はい。また最大まで好感度を上げると宝具演出の最後にエレシュキガルが満面の笑みを浮かべてくれる。

ただし、フレンドから借りた時は好感度0に固定(何をしても上がらない)。したがって好感度上昇に伴う恩恵を一切受けられないので本来のスペックを発揮出来なくなる。スペース・エレシュキガルが心を許すのは自分を召喚したマスターだけなのだ。ちなみにプロフィールによると正式名称はインフィニティインケーターと呼ぶらしく、マスター特定行動を取るたびにスペース・エレシュキガルの性を上げるもの。

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