株式会社タツノコプロ(旧称:竜の子プロダクション)とは、日本のアニメ制作会社である。
1962年に、漫画家である吉田三兄弟(長男と三男が漫画家で次男がそのマネージャー)が漫画制作プロダクションとして創設。
その後三男である九里一平の漫画のアニメ化に際しての東映動画(後の東映アニメーション)との権利関係の交渉でのトラブルから、「いっそ自分たちの手でアニメ化してやろう」という、今ではあり得ないムチャな発想から1965年にアニメ制作経験者がろくに居ないにもかかわらず、アニメ第一作「宇宙エース」を制作発表したのがアニメ制作プロダクション化の第一歩である[1]。
1969年の「紅三四郎」の頃までは、吉田竜夫と九里一平も漫画とアニメの二足のわらじ状態だったが、それ以後はほぼアニメ制作のみの会社となった。
創業者である長男の吉田竜夫と次男の吉田健二が社長を勤めた1960~80年代を中心に多くの名作アニメ作品を作り出している。代表作に『科学忍者隊ガッチャマン』、『タイムボカン』シリーズなど多数。
『マッハGOGOGO』『ハクション大魔王』『みなしごハッチ』に代表される初期の名作群の原作者でもあった初代吉田竜夫の45歳での若すぎる死によって求心力を失い、人材流出で衰退。二代目吉田健二の元に新路線を開拓したりアニメーター養成機関「タツノコアニメ技術研究所」を設立し、多くの後の有名アニメ製作者を生み出したが、人材流出は止まらず弱体化してしまった。
2005年にタカラトミーの傘下に入り子会社となる。
近年は1990年代までの苦戦から持ち直し、「プリティーリズムシリーズ」「波打際のむろみさん」「ガッチャマンクラウズ」など話題作を輩出している。
2014年、日本テレビがタカラトミーの保有株を大量に取得し、タツノコプロを子会社化した。タカラトミーも大株主として残り、三社による協同関係を築く。
竜の子プロダクション時代から、タツノコプロ、竜の子プロ、タツノコプロダクションといった名義を使用してたが、
2013年3月4日に、正式に商号を株式会社タツノコプロへ変更した。
ニコニコでは検索用タグとして「タツノコ」や「タツノコプロ
」が付けられる事が多い。
2019年に新レーベル「BAKKEN RECORD」が始動。
Production I.G(旧名アイジータツノコ)の母体となったのは「竜の子制作分室」で、現在Production I.Gはタツノコの株式の11%を所得する大株主でもある。
ちなみにProduction I.Gの代表取締役であるプロデューサー・石川光久は、タツノコの創業者である吉田竜夫の娘婿であり、タツノコの非常勤取締役でもある。
パロディ、特に自社パロディに定評があり、特に90年代以降の作品では自重の無さをしばしば見せている。一方ヒーローアニメなどでの被害描写も自重せず、モブキャラが容赦なく大惨事に巻き込まれる描写が多いことから「モブに厳しいタツノコ」というタグができるほど。
2012年に公式チャンネル「タツノコ劇場」を開設し、ニコニコ動画で過去の作品を公式配信している。また、公式生放送枠「ニコニコアニメ名作劇場」にも作品を提供している。2015年4月30日をもってサービスは終了し、現在はYouTubeのタツノコプロ公式チャンネルにて公式動画を配信、他有料配信サイトでも各作品が全話配信中。
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166 ななしのよっしん
2024/08/22(木) 03:30:57 ID: 21SsGgUpio
近年の履歴見たらほんとうにプリティシリーズで食ってる会社なんだな
bakken recordってやつがうまくいくかが今後かって思ったが映画のポールプリンセスが一部の層になんか受けてておもしろい
167 ななしのよっしん
2025/01/25(土) 14:21:06 ID: wmevFgnTsi
168 ななしのよっしん
2025/03/13(木) 07:55:59 ID: WS7KpS/Zkn
>>160
多分デバンダーがオオコケしたのもありそう。
もっとも時代遅れのOVAでいかにも続きありきの話なのに1話だけ出すという時代にあってもほどがあるやつだったけど
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最終更新:2025/06/06(金) 06:00
最終更新:2025/06/06(金) 05:00
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