ボウリングの日 単語

ボウリングの日とは、日本におけるボウリング発祥の記念日である。

概要

文久元年（1861年）6月22日に、長崎で発行された英字新聞にボウリング場の新装開店の告知が掲載された。
このボウリング場が日本で最初のボウリング場であると思われるため、社団法人日本ボウリング場協会が昭和47年（1972年）にこの日を「ボウリングの日」と定めた。
長崎市出島の松が枝町には、「ボウリング発祥の地」を記念して石碑が建立されている。

これは長崎の外国人居留地内のボウリングサロンで、サロン内はプレーの合間に軽飲食ができるスナックバー風の造りで、外国人たちの社交場となっていた。
その後ボウリングは誰でも気軽に楽しめるレクリエーションとして日本人の間にも広まり、昭和45年（1970年）前後には女子プロ選手の活躍などをきっかけに爆発的なブームとなった。

総務省統計局の平成28年社会生活基本調査結果によれば、ボウリングはスポーツの種別の中でもウォーキングや軽い体操、器具を使ったトレーニングに続いて3番目に高い割合になっている。
男女や年齢を問わず、あまり経験のない人でも楽しめるスポーツとして広まっていることが伺える。

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