新免那岐とは (シンメンナギとは) [単語記事]

新免那岐とは、漫画及びアニメ作品『咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A』の登場人物である。CVは不明。

概要

阿知賀女子学院が全国大会第1回戦で戦うこととなった、岡山県代表・讃甘（さのも）高校の先鋒を務める3年生。試合前の紹介では「部長でエース」と堂々の紹介を受け、その活躍への期待の大きさが示されたが、結果は「阿知賀のドラゴンロード」松実玄に24300点を振り込むなど撃沈。初戦敗退となった。

しかし、彼女について特筆すべきはそこではなくその恰好にある。ハチマキを頭に巻き胸には首からは和鐘を模したアクセサリーを下げ、そして腰には二振りの刀。それも木刀などではなくしっかりとした柄、縁、鞘を備えた日本刀である（模擬刀なのか真剣なのかは不明）。およそ麻雀をするに似つかわしくない格好であり、対局の最中にも腰の刀を外しも抜きもせず、ただただ帯刀したまま打ち続けるその姿はシュールですらある。しかし咲-Saki-世界ではこれはごく自然なことなのか、あるいはその威圧感に恐れをなしたのか、彼女の紹介をした針生アナウンサーに解説の三尋木プロ、松実玄ら対局者、試合の様子を見ていた千里山女子のメンバーからも彼女の帯刀に関してなぜか一切のツッコミが入ることはなかった。

余談であるが、「新免」という苗字に所属高校の「讃甘」の名、そしてハチマキに二刀流というところから、彼女のこの姿は剣豪・宮本武蔵がモチーフになっていると思われる（宮本武蔵はその別名を「新免武蔵守藤原玄信」といい、一説には美作国宮本村、すなわち現在の岡山県美作市宮本でありかつて讃甘村と呼ばれていた地域の生まれとされている）。