ドラゴンクエスト モンスターバトルスキャナーとは、2015年11月27日にロケテスト版を稼働後、2016年6月23日に正式に稼動を開始したスクウェア・エニックスのトレーディングカードアーケードゲームのことである。
発売元はスクウェア・エニックス、マーベラス、ゼネラルディレクターは堀井雄二、キャラクターデザインは鳥山明、音楽はすぎやまこういち。
概要
前作にあたる『ドラゴンクエスト モンスターバトルロード』シリーズ終了から約6年後となる後継機。天空の城を模した縦長モニター筐体に、中央に設置されたDQⅤのドラゴンの杖状のスキャナー『ドラゴンスキャナー』を使ってQRコードを読み込んでバトルをする。またオンデマンド印刷機能を使い、S・M・Lの3種類のサイズのカードを排出する。
バトルロードの後継機なだけあり、敵のモーションはかつてのバトルロードのものを使っているが、ただ単に使い回しではなく、新規に新しいモーションがあったり、同じモンスターでも章ごとに技構成が違ったりと、随所にバトルロードとの違いを見せている。
遊び方
1プレイ100円からのプレイで、遊び方を選んでプレイする。
バトルロードでは専用のカードが必要だったが、バトルスキャナーからは一度登録したカードのQRコードからプレイヤー情報を読み取る。
なので、初めてプレイする場合はプレイヤー登録からとなる。
選べるのは少年・スパッツ少女のどちらかで名前入力と年齢確認をした後、プレイ方法を見てお試しクエストのプレイを開始する。
バトル方法などについては後述するので、ここでは割愛。
続きからの場合は通常プレイの「クエストモード」、カードのみを輩出する「福引モード」が主なコンテンツとなる。
他には遊び方を忘れた場合は「遊び方を見る」、後述のアプリ対応の「冒険の書を読みこむ」がある。
バトル
バトルについてはクエストモードで行われ、各エリアのステージを選び、3戦した後クリアとなる。途中ゲームオーバーになってもカードの選出等は行われる。
バトルロード同様に決まったタイミングにボタンを押すもの、ボタンを交互に連打するもの、スペシャルカードはタイミングを合わせるものや連打するものがある。
技が決まり、テンションを貯めて技の威力を上げたり、より強い技にシフトする事ができる。
また第三章から全てのモンスターがテンションMAX時にテンションゲージが貯まると「ウルトラスーパーハイテンション」になり、メンバー数に応じてかいしん率を増加しつつ攻撃し、最後にドラゴンスキャナーによる止めの演出ができる。
この際にも連打でかいしん率を上げれば最大+100%の会心の一撃を食らわせる事ができる。
クリア後にS・M・Lでそのステージにあったモンスターが選出される。どのバトルでも必ず100円分の選出(Sランク)はされ、Mランクならばもう100円、Lサイズなら200円追加する必要がある。1回の選出では最大3回まで追加料金で入手が可能で、入手するカードに鍵や地図が付いたものが付けば、そのエリアのボスや次のエリアの開放など更なるステージへの道が開ける。
アプリでプレイを保存している場合は、クリア後のカードを一度アプリで読み込む必要がある。
また、特定の組合せで合体する『合体モンスター』も引続き登場、定番所ではスライム系3匹でキングスライムなどがある。
S・M・Lのモンスターは組合せは自由で、合体とかさせない限りは基本的に最大6体まで選出可能。
ただし、クリアの評価を考えるとLばかりだと評価が低い。かといってSばかりだと倒しきれない場合がある。その為、攻撃属性をうまく組み合わせ、コンボを発動させたり、貯まったテンションをうまく振り分ける必要もある。
カード
カードについては前述の通り3つの種類がある。サイズによってカードの長さも違う。
S:おもにスライムやドラキーなど定番どころがこのランク、SPカードはSP1消費で主にいやしの雨など
M:キラーパンサーやキラーマシン、スライムナイトがこのランク、SPカードはSP2消費、キングダムソードなど
L:キングスライムやキングリザード、ヘルジェラシックなどがこのランク、SPカードはSP3消費、真・竜王拳など
ただし、一つの種族が全部同じランクだとは限らない(例・わかめ王子S、こんぶ大将M、とろろ将軍L)。
SPカードはバトルロード同様に特別な効果を発動させる。通常モンスターの他、過去の魔王達や勇者のパーティー達が主なカードとなっている。
その為プレイキャラとしては戦いに出すことはできない。
なお、カードの上の隅にはプレイヤー名が記載される。他のプレイヤーのカードの場合、モンスターカードについては能力が下がるが使用可能で、スペシャルカードは使用不可能となっている。
この為、転売目的でスペシャルカードを出す行為など一部抑制にはなっている一方、サブデータとかでのプレイでは使えない面もある。
ちなみに、カード単価はS・100円、M・200円、L・300円となる。
福引モード
バトルロードでいう「カードだけ買う」モードで、モリーチケット仮面によって出された宝箱から、S・M・Lのいずれかが引けるチャンスがある。
金箱がLまで引けるチャンスで、金箱の時は100円毎に追加して300円まで入れて初めてLが手に入る仕組みとなっている。
時間効率だけで言うと早いが、クエストモードに慣れると、モンスターの選定とかの面で不利な部分が多いので慣れたプレイヤー程使わない機能でもある。
アプリ「冒険の書」
第三章が稼働した2016年8月10日に合わせて配信したスマートフォン(iOS/Android)向けアプリ。基本無料だが一部アイテム課金あり。
プレイヤーデータ登録の他、チームの編成やカードのQRコードをスマートフォンのカメラで読み込んでチケットホルダーに登録可能(ただし、筐体から排出されたチケットのみで、PRチケットは登録不可)。
その他、登録したモンスターのデータを確認や事前に編成しておけるパーティの選定、モンスター図鑑やジェムで購入した限定パックやクエストの挑戦などが可能。
更にアプリ内での限定モンスターやSPカード、第四章から追加されたチームやチーム限定クエストなど、今後も色々と追加されていく模様。
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しかし、かんれんどうがはみつからなかった。
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関連項目
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