フルアーマーガンダム(タイプB)とは、メカニックデザイン企画『MSV-R』初出のモビルスーツである。
概要
大河原邦男のイラスト連載企画「原典継承」を画集化した際に描かれた機体。
後にガンダムエース2010年5月号のMSV-Rで掲載された。この号ではMSV-Rの新展開(マンガ展開等)の発表もあり、本機は後述するMSV-Rコミックス第一話の中心メカにも抜擢されている。
設定
FULL ARMOR GUNDAM TYPE-B フルアーマーガンダム(タイプB) |
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型番 | FA-78-1B |
頭頂高 | 18.0m |
重量 | 68.7t |
搭乗者 | レッド・ウェイライン |
装甲 | ルナ・チタニウム合金 |
武器 |
第二次MSV調査で存在が露呈したFA-78-1「フルアーマーガンダム」の発展型・仕様変更版。或は試作第2案。
(ただしFA-78-2「ヘビーガンダム」にもFA-78-1と同時期に提唱された第2プランという説があった。)
RX-78-3「G-3ガンダム」をベースに中距離爆撃用の火器管制や武装の見直しを図り、従来の砲撃戦用の機体すら凌駕する殲滅力を誇る。
通常機で増設したジェネレーターに改良が加えられ、エネルギー伝導率の修正によって腕部2連装ビームガンはエネルギーCAPを内蔵した3連装ビームガンへ刷新。ビームガンは点射、連射、三連バーストモードも可能。
バックパックに増設したオプションラッチには22連大型ミサイルランチャーユニットが設置されている。弾頭も異なる種類が検討されたという。内2発はロングレンジ対応の大型ミサイルで発射口は別に設けられた。
時代を超越した爆撃性能を持つため、FA-78-1同様実在が疑わしい。FSSが行ったU.C.0089年の第二次MSV調査(俗に言うMSV-R)で明るみに出るまで完全に隠匿状態だった。
データに残っているが現在も連邦軍は公式回答を寄せておらず、依然FA-78の1号機がシミュレーター上のコンセプト・プランである疑惑も払拭できていない。
『機動戦士ガンダムMSV-R ジョニー・ライデンの帰還』にてルナツーに残されたFA-G3のデータが登場。FSSに所属するレッド・ウェイラインがシミュレーター上の本機に搭乗し、評価試験を行った。
その際レッドがデータ上にない筈の謎の青いゲルググ(ユーマ・ライトニング専用高機動型ゲルググ)と接触したという。
関連項目
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