井伊直盛単語

＞なお、列伝が井伊直平のものの模様である。

見る限り「三岳城陥落で今川に降伏」「桶狭間で戦死した」とちゃんと直盛について書かれているようですけど、具体的にどこがどう直平の事跡と混在しているのでしょうか？

また生年の件、直盛1506年生まれで直虎1530年代生まれというのは矛盾と言う年齢差には見えません。むしろ筆者の述べる直盛1520年代生まれ説の方が年齢差が縮まってしまうのですが、その辺りは親子間の基準を何年差に考えているのでしょう？？

>>1
『浜松市史』には「斯波義達は尾張の兵をひきい、貞綱に応じ、井伊直盛とともに引佐郡の三嶽城（三岳城）に篭城した。」の一文があります。
ですが、1514年当時の井伊氏の当主は井伊直平のはずです。
9歳児であろうが大人と一緒に籠城できると言われてしまえば何も言えませんし傀儡ならばわかりますが、斯波氏と今川氏が遠江の覇権を争って戦うのに、存命である当主の直平をすっとばして孫の直盛の事跡にするのは不自然に思えます。
https://trc-adeac.trc.co.jp/Html/BookletView/2213005100/2213005100100010/Chapter4/?pagecode=246

次に生年についてです。
確かに仰る通りで1506年生まれで直虎1530年生まれというのは矛盾はありません。2のみの理由だけでは矛盾すら生まれません。
ただ、1の理由と2の理由が合わさると実に厄介になります。
親子間の基準は男子の元服期ギリギリの15～16年差としています。

そうすると直平1488、直宗1504、直盛1520、直虎1536となり何とか当時でもありえるものと思ってます。
(省略しています。全て読むにはこのリンクをクリック！)

>>2
であれば浜松市史に対して自己研究されれば良い事で、ここで浜松市史の記述を敢えて無視するというのがよく分かりません。また、いくら当主が直平であろうとも、実際に三岳城に派遣されたのが幼い直盛だけであれば直盛の事跡になるのでは？ 直平も三岳城にいたというのなら分かりますが（その辺りの詳しい内容までは把握していないので今の私にはこれ以上述べられませんが）。

もう一つの生年に関しても、直平の項で1479年説と1488年説があることに触れているにも拘わらず、>>2の直盛の生年検討では直平1488年生まれである事を前提にしているのが気になります。

個人的な印象ですが、「直盛の生年が誤っている」という御自分の仮説ありきで記述が先行していませんか？ ブログなどでこうした考えをまとめる事は良いと思いますが、百科という情報共有の場で主観バリバリに既存の研究結果を否定するというのは、やはり違和感を感じますよ。

事前相談なしにがっつり削ったわりに誰でもわかる間違いがそのままなのが笑える。