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この項目はチラシの裏から生まれました。 だからどうしたというレベルのお知らせでした。 |
㌄㍖現象とは、ニコニコ大百科内において、主に機種依存文字が原因で存在しない記事へのリンクが貼られる現象である。
概要
例えば以下の文字列を書き込むとする。
すると以上の文字列には「イニングレントゲン」という記事への自動リンクが発生するが、これをクリックして飛ぶと、
「イニングレントゲン」について、まだ記事が書かれていません!
と表示される。このように存在しない記事への自動リンクが何故発生するのか、自動リンクの仕様について交えながら解説していく。
この現象が起こるメカニズム
①大百科内で書かれた機種依存文字は、一度対応する文字列へと正規化される。
㌄→イニング
②正規化された文字列を基準に、先頭から順にリンク候補を決める。
例では、「グレン」「トゲ」という記事が存在するのでそこがリンク候補となる。
③元の文字列に対して、先ほど決めた候補の文字列を構成する文字にリンクが貼られる。この時、候補の文字列が複数の文字に跨いだ場合、それらを一纏めとしてリンクが張られる。
リンク候補の「グレン」が二つの文字を跨いでいるため「㌄㍖」を一つの単語としてリンクが張られる。
④そして実際にリンクされる記事は元の文字列を正規化されたものとなる。
正規化された名前の記事「イニングレントゲン」に飛ばされるが、その名前の記事が存在しないため(ry
正規化の詳細についてはニコニコ大百科:仕様も参照のこと。
イニングレントゲン現象を起こす主な文字列
- ㍊→(ミリ/バール)
ミリバールの記事が存在しないので単体でこの現象を起こせる。 - ㌭㍒㌅→(バー/レ/ルリ/ライン/チ)
候補「バー」で「㌭」のリンクが決まるために候補「ルリ」のリンクを貼ることが出来なくなり、残る候補「ライン」で「㍒㌅」が一纏めにされる。
参考:㍒㌅→(リラ/インチ)
区切りが変わるため別々にリンクが貼られる。 - 今日の日本㍿→(今日の日本株/式会社)
候補「今日の日本株」が㍿の一部を跨いでいるため一纏めにリンクが貼られる。 - hack→(../.hhack)
L.E.D…→(L.E.D./..)
機種依存文字ではない文字で起こせる珍しいパターン。「…」は「...」に対応されているためにこの現象が起こる。
要は、機種依存文字に実在する記事の名前を跨がせれば確実に変な名前のリンクに変化し、いくらでもイニングレントゲン現象を起こせるので(例えば㌄に「グ」から始まる実在記事名を絡ませればそれだけで現象が発生する、例:㌄レンキャノンもだ!)、真面目に一覧作成なんて考えたらニコニコ大百科に存在する記事の名前ほぼ全部を何通りにも書くなんてことになりかねないのでこの辺で自重する。
補足説明
- 機種依存文字を使用していても、正規化後の名前の記事が存在する場合はしっかりとそちらにリンクされる。
例:㌥゙タ㋸・㋢゙㌱物語 ㊛神転生ℑⅰ→デジタル・デビル物語 女神転生Ⅱ
関連項目
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