Fate/Grand Order -神聖円卓領域キャメロット-とは、TYPE-MOON・ディライトワークス・アニプレックスによるスマートフォンアプリ『Fate/Grand Order』を原作とするアニメーション映画である。
2部構成となり、前編制作はSIGNAL.MD、後編制作はプロダクションIGが担当する。
前編監督は末澤慧が、後編監督は荒井和人が担当し、脚本は前編は「ケイオスドラゴン 赤竜戦役」「ロード・エルメロイII世の事件簿」のシリーズ構成、TVアニメ版「Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-」の一部脚本を担当した小太刀右京が担当し、後編は小太刀右京に加え監督の荒井和人が脚本を共同で務める。
概要
FGOにおいて人気が高い6章をベディヴィエール中心で再構成されるものである。
前編「Wandering; Agateram」は2020年8月15日公開予定であったが、新型コロナウイルスによる制作遅延もあり12月5日からの上映となった。
後編「Paladin; Agateram」は2021年5月15日公開。
あらすじ
そこは西暦1273年のエルサレム。 かつての祈りの地は砂の大地と化し、民は住処を追われ三つの勢力が対峙する不毛の地。
聖都、そして獅子王の命めいを守るべく集結した「円卓の騎士」。
領地ごとこの地に召喚されるも、静かに現状打破を狙う「太陽王・オジマンディアス」。
土地を奪われた民を守り、叛逆の機会を待つ「山の民」。
己の成すべきことを果たすため、獅子王が統治する“聖都”を目指すベディヴィエールの前に現れたのは
人理を修復すべくこの地を訪れた人類最後のマスター・藤丸立香とデミ・サーヴァントのマシュ・キリエライトであった。
キャスト
- ベディヴィエール CV - 宮野真守
- 藤丸立香 CV - 島崎信長
- マシュ・キリエライト CV - 高橋李依
- レオナルド・ダ・ヴィンチ CV - 坂本真綾
- ロマニ・アーキマン CV - 鈴村健一
- 獅子王 CV - 川澄綾子
- ガウェイン CV - 水島大宙
- モードレッド CV - 沢城みゆき
- ランスロット CV - 置鮎龍太郎
- トリスタン CV - 内山昂輝
- アグラヴェイン CV - 安元洋貴
- オジマンディアス CV - 子安武人
- ニトクリス CV - 田中美海
- 玄奘三蔵 CV - 小松未可子
- アーラシュ CV - 鶴岡聡
- 呪腕のハサン CV - 稲田徹
- 静謐のハサン CV - 千本木彩花
スタッフ
- 原作 - 奈須きのこ/TYPE-MOON
- リードキャラクターデザイナー - 武内崇
- 監督 - 末澤慧(前編)、荒井和人(後編)
- 構成 - 小太刀右京(後編)
- 脚本 - 小太刀右京(前編・後編)、荒井和人(後編)
- キャラクターデザイン - 細居美恵子、黄瀬和哉、温泉中也(前編・後編)
- サブキャラクターデザイン - 乘田拓茂、山本彩(前編・後編)、原由加(後編)
- 総作画監督 - 黄瀬和哉(前編)、椛島洋介(後編)
- プロップデザイン - 吉田大洋、原由知(前編・後編)、岩永悦宜(後編)
- 美術設計(前編)・美術設定(後編) - 小木斉之、イノセユキエ(前編・後編)、伊井蔵、吉田大洋(後編)
- コンセプトアートデザイン - coralie nagel、竹内敦志(前編・後編)
- 美術監督 - 甲斐政俊(前編)、野村正信(後編)
- 色彩設計 - 関本美津子(前編)、上野詠美子(後編)
- 撮影監督 - 田中宏侍(前編)、荒幡和也(後編)
- 3DCG - Studio Bros Inc.(前編)、I.G3D・directrain(後編)
- 3Dディレクター - 鈴木寛(前編)、名倉晋作(後編)
- 編集 - 濱宇津妙子
- 音楽 - 芳賀敬太、深澤秀行
- 音響監督 - 明田川仁
- 制作 - Production I.G
- アニメーション制作 - SIGNAL.MD(前編)、Production I.G(後編)
- 配給:アニプレックス
- 製作:アニプレックス、ノーツ、ディライトワークス
主題歌
「独白」(前編)
作詞・歌唱:坂本真綾/作曲・編曲:内澤崇仁(androp)/ストレングス編曲:石塚徹、内澤崇仁
「透明」(後編)
歌唱:宮野真守/作詞:坂本真綾/作曲・編曲:Jin Nakamura
関連チャンネル
関連項目
外部リンク
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